読書強化月間

池袋ウエストゲートパーク「反自殺クラブ」を読了。
相変わらずスピード感があって読みやすいなーって。
IWGPシリーズは70ページくらいの短編集みたいな感じだから一度本読み始めたら最後まで読まなくちゃ気がすまない系の人でも気軽に読めていいよね。
文体も特に難しいってわけでも無く読みやすいしこれから読書でも始めようと思ってる人にオススメしたい一品。
つか何が読みやすいって登場人物が脳内で勝手にドラマ版のキャストに置き換えられて動き出しちゃうからねコレ。
マコトは長瀬だしキングは窪塚だしサルは妻夫木だし。
映像が見えてる分スラスラ読めるみたいな。ドラマ見た人は小説も見とくべき。


んで、今回読んだので印象深かったところの内容にちょこっと触れますと、主人公マコト曰く人は最低でいいらしいです。
人間っていうのはそこにいるだけで風とか光りなんかを周囲に出しているらしく、自分の最低を見てくれる人がいて、そいつを頼りにする人もいる。だからおれたちはみんな最低でいいそうです。
若干最低気味な私ですが少し救われた気がしました。
やっぱマコトはかっけーなー。
次の文庫出るの来年だろうし待ちきれなくてハードカバーの方買っちゃいそうなイキフン。

反自殺クラブ―池袋ウエストゲートパーク〈5〉 (文春文庫)

反自殺クラブ―池袋ウエストゲートパーク〈5〉 (文春文庫)